えどさき笑遊館 トップページ
1.八坂神社と江戸崎祇園祭の起源
2.現在の江戸崎祇園祭
3.江戸崎祇園祭の開催日/
神輿・宵祇園・本祇園
4.江戸崎の山車について/
5.まつりが始まるまで〜その準備
大正橋たもとの御柱(浜町)
昔は他の町内でも揚げられて
いましたが、現在は浜町のみ。
大正橋付近での神輿(浜町)
■江戸崎祇園祭と、それにかかわる神事

現在の江戸崎祇園祭の執行、形態は、明治初期から末期にかけて、関係者などが協議し順次整備され、これらを基本として運営されています。
(1)旧正月14 日初市神祭之事

神官、荒宿町、当番町の祭典、世話人が参加し、鳥居下参道で鯉を供える儀式があり、続いて拝殿で本殿祭(祇園始めの行事)が行われていました。

なお、かつてはこの日に、浜町の小野川川岸で川浸しの神事(お尻を川に浸して清める)が行われていたといわれています
(2)旧6 月20 日村社並に浜川岸へ七五三下之事
(いわゆる当締のこと)

5日前にお浜下りの神事として行われていました。
このことについて、長い間かかわってきた、石野家当主の話をまとめてみると、次のようになります。

1.当日の午後、神官、氏子総代、荒宿町、当番町の祭典、世話人が石野家に集まり、川岸に祭壇を設け供物を供える。

2.祝詞奏上の後、舟に乗った神官を「天王棒杭」(常時2 本立っていた)まで運ぶ。

3.川に入った神官は、杭に藁を吊った注連縄を張り、水中から一握りの藻を取ってくる最後に御神酒奉盃の儀があり、祇園祭が無事執行されることを祈願する。
(藻は、神社に持ち帰り神前に供え、さらに、神社の鳥居にもしめ樽のついた注連縄が張られる。)

なお、藻を取り神に供える神事は、24日までの5日間続けられていましたが、諸般の事情で20年前から中止され、現在は初日(7月20日)に、引舟橋付近の小野川から藻を取り、神前に供えているといわれます。
以上のように,歴史とともに江戸崎祇園祭の内容も簡略化されてきましたが、基本的な神輿、獅子、山車の運行など世代を超えて、現在でも受け継がれております。
昭和初期の山車(浜町)
現在の江戸崎の山車(浜町)