大念寺と家康公お手植えの銀杏
大念寺(だいねんじ)は、浄土宗のお寺で、天正18年(1590)江戸崎城主、芦名盛重のもとで浄土宗の高僧である源誉慶厳(げんよけいがん)が開山し、お坊さんの大学「関東十八壇林」の一つに数えらた由緒あるお寺です。
入口には、県内でも数少ない楼門(二階建ての門)や、境内には、徳川家康お手植えと伝えられる「逆さ銀杏」があります。【画像右上】
本堂には、鎌倉時代前期(1200年頃)に作られた「阿弥陀如来立像」(市指定文化財)があります。この仏像は鎌倉仏像彫刻の第一人者、快慶風の特徴が見られます。文化6年(1809)の大仏火事で知られる大仏なども祀られています。
【画像左】珍しい楼門は近年、改修されました。
【画像右】大念寺本堂。数々の由緒ある古文書や仏像が保管されています。