管天寺
管天寺(かんてんじ)は、曹洞宗のお寺で、延徳2年(1490)江戸崎城主土岐家の菩提所として、土岐原景成により創建されたものです。茨城・千葉両県に末寺20ヶ寺を有した格式高いお寺です。境内には、土岐治頼(はるより)・治英の墓、板碑、力石、十九夜塔などの石造物が残されています。
■管天寺の力石(ちからいし)
力石(ちからいし)は、力試しに用いられる大きな石です。日本では鍛錬と娯楽として、江戸時代から明治時代まで力石を用いた力試しが盛んに行われました。磐持石 / 盤持石 / 晩持石(ばんもちいし)、力試し石(ちからだめしいし)など地方によって様々に呼ばれ、また、伝説的な人物が投げたと言い伝えられる力石も各地にあります。
菅天寺の境内にある「力石」は、江戸時代に門前町の若衆の力試しの娯楽として用いられたと表記されています。